ブログ

あのカメラワークの名称って何?代表的な8つをご紹介

普段何気なくみている映画も、カメラワークに注目してみると意外なテクニックを駆使していることが多々あります。今回は、映画などでよく使われるカメラワークについてご紹介していきます!おすすめ映画も合わせて、早速チェックしてみましょう。

ワンカット

長いシーンをカットせずにすべて長回しで撮影する手法をワンカットといいます。登場人物の視点で描かれていたり次々にシーンが変わったり…。ワンカットは一人ミスするだけで最初からやり直しになってしまうので、非常にチームワークが大切な撮影方法になります。
このワンカットの撮影方法を取り入れたことで話題になったのが「バードマン」。実際にはカットされているのですが、編集で非常に精巧にワンカットのように見せています。場所の移動シーンなどに注目してみるとより面白く映画を見ることができますよ!

パン

ワンカットよりシンプルな撮影方法がパン。左から右にカメラを回していき、広大な景色や登場人物を追っていく手法です。右から左にカメラを回していくことを「逆パン」とも呼びますが、「パン」で伝わるかと思います。
時間経過を表したり、登場人物の位置を把握させるためなどに使われます。パンとワンカットを合わせた撮影手法もありますよ。

こちらの動画では三脚を使わず、鍋を使ったユニークな撮影方法を紹介しています。

フォーカスイン・フォーカスアウト

撮りたい対象のピントを変えるフォーカスイン、フォーカスアウト。最初はピントがずれた状態から、徐々にピントを合わせていくことをフォーカスインと呼びます。対象に注目を集めたいとき、登場人物が何かを思い出したとき、登場人物が目を覚ましたときなどに使うと効果的です。
反対に、ピントをずらしていくのがフォーカスアウトです。場面転換や、登場人物が気を失ったときなどによく使われますね。

タイムラプス

iPhoneのカメラ機能にも搭載されているタイムラプス。動画のように見えますが、1枚1枚の静止画を繋いで動画のように見せる撮影手法です。長時間動画を撮るのが難しい場所での撮影や時間経過を表すのに効果的。パソコンのソフトの普及により、最近では手軽に多くの人がこのタイムラプスを使いこなせるようになってきました。

ジブショット

クレーンを使って撮影する手法です。広大な景色を撮影したり、立体感、存在感を引き立たせるのにも役立つ撮影手法。このクレーンは簡単に設置できて手動で動かせるものから、パソコンなどで管理する本格的なものまで様々あります。クレーンはどれも高額なので、初心者がいきなり使うのはかなり難しいかもしれません。
最近ではクレーンではなくドローンを使って手軽にジブショットのようなカットを撮影することも可能になってきたので、クレーンを買う余裕がない、設置する場所がないという場合はドローンに頼ってみるのもおすすめです。

ドリーズーム

ミステリー映画やホラー映画などでよく使われる手法のドリーズーム。実際のカメラは引きつつ同じ速度でズームしていくことで、登場人物の大きさは変わらないのに背景の奥行が変わっていきます。この逆でカメラを寄りながらレンズを引いていくという手法もあります。
登場人物の驚きやひらめきなどを表現するのに適しています。

ダッチアングル

カメラアングルがななめに傾いている状態で撮影されたものをダッチアングルと言います。普通にカメラを傾けて撮るだけなのでとっても簡単ですが、登場人物や景色の不穏な感じを表現するのにはぴったり。あまり多様すると効果が薄れたり、カメラアングルに酔ってしまうこともあるので注意しましょう。
1949年の映画「第三の男」にはこのダッチアングルが多様されており、映画全体を不穏な空気に演出しています。シンプルな撮影手法なので古くから親しまれているようですね。

POV

最近注目されている撮影手法。ポイント・オブ・ビューの略称です。主観のアングルで撮る方法で、映画では主人公がカメラを回しているというようなシーンで使われますね。
このPOVが一躍注目されるようになったのがあのホラー映画「パラノーマル・アクティビティ」です。主観カメラで次に何が起こるかわからない不安な気持ちを主人公と一緒に共有することができます。
また、難しい知識や特別な設備が必要なく、ハンディカメラだけで撮影することができるので、制作費用も大幅に抑えることができるのが魅力的です。

低予算で制作できることからオマージュ作品もたくさん生まれましたが、どれも意外と怖くて見ごたえのあるものが多かったです。「パラノーマル・アクティビティ」にハマった方は、POV作品も合わせて見てみてはいかがでしょうか。

カメラワークに注目して映画を見てみよう!

映画作品などでよく見かけるカメラワークをご紹介いたしました。どれも名前は知らなくても、見たことある!というものばかりだったのではないでしょうか。このようなカメラワークに注目して映画を見ることで、製作者の伝えたいことがもっとわかるようになるかもしれません!

 


関連記事

ページ上部へ戻る