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アウトレイジ最終章を見る前に!北野武の映画の特徴をご紹介

いよいよ「アウトレイジ最終章」が公開されました。北野武監督の映画は既に世界中でも人気を博しており、今作品にも注目が集まっています。
今回は、そんな北野武監督の映画の特徴をご紹介したいと思います!

理不尽で暴力的な世界をリアルに表現

北野武監督の映画には必ずと言ってもいいほど暴力的で残酷な描写があります。お決まりの展開なら「この役は死なないだろう」と思っていた人が簡単に死んでしまったり、理不尽な場面も多いですよね。この理不尽さ、残酷さは、実は北野武監督の実体験に基づいているのでは!?と言われています。
北野武監督はかつて貧しい人たちが集まり治安の悪かった浅草で過ごしていました。そこでタクシーの運転手やボーイ、解体工など様々な職業を転々とし、あらゆる種類の人たちと関わって暴力や理不尽な世界を目の当たりにしてきたのです。
リアルで後味が悪い北野武監督特有の世界観は、このような実体験が元になっているのかもしれませんね。

随所に挟まれる笑いと優しさ

暴力表現が多い一方で、時折挟まれるユーモラスなやりとりや登場人物の優しさが垣間見れるシーンも、北野武監督の映画の特徴です。殺し合いのシーンでも、ギャグをしているわけではないのに思わず笑ってしまうような殺し方が登場したりするので気が抜けません。
一瞬の夢のような優しく美しい風景や人間関係と残酷な描写が繰り返されることでより作品を深いものにしているなと感じました。家族愛や仲間との絆といった普遍的なテーマが裏に隠れている作品もありますよ!
登場人物も悪いやつなのにどこか一本筋が通っていたり、憎めないキャラクターが多いのも特徴的ですね。北野武監督の人間観察力が光っています。

音楽と映像の融合

北野武監督の映画といえば久石譲さんの音楽を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。特に日本では「菊次郎の夏」のテーマ曲が有名ですね。

美しい風景と爽やかな音楽がマッチし、胸が締め付けられるような作品になっています。
他にも「ソナチネ」や「キッズ・リターン」など、北野武監督の有名な映画には久石譲さんの楽曲がつきものでした。
しかし2002年の「Dolls」を最後に、久石譲さんとタッグを組むのをやめてしまったようです。ハッキリとした理由は明かされていませんが、「HANA-BI」が海外で大成功を収めた際、久石譲さんの音楽ばかりが評価されたことが悔しかったのでは?とも囁かれています。
もちろんその後の作品を見ても、北野武監督の映画が成功したのは音楽の力だけではなかったことは明らかですが、いつまでもハングリー精神を忘れない姿勢が素敵ですね!

「アウトレイジ最終章」の音楽担当は鈴木慶一さん。今回はどんな仕上がりになっているのか、非常に気になります!


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